【日次報告】TSMC好決算でも止まらない半導体売り。日経-1,916円の衝撃|S株44銘柄 7/16
こんにちは、佐藤です🐾
なんだこの日はwww
前日のアメリカはPPI鈍化を好感してダウ+150ドル、ナスダック+162ポイントの続伸だったのよ。普通なら今日の東京市場も上がるじゃん?
ところがどっこい、日経平均-1,916円(-2.79%)。一時は-2,200円超まで沈んだ。
犯人は韓国。SKハイニックスが韓国市場で-11%暴落、KOSPIが一時-7%超でサイドカー発動。この売りが東京にも波及して、AI・半導体関連が軒並み叩き売られた。日経半導体株指数は-8%。
午後にはTSMCが4-6月期決算を発表して純利益+77%の過去最高益を叩き出したけど、「好決算でも売り」という、まさに「材料出尽くし」の教科書みたいな1日だったw
ウチのポートフォリオ? えぇ、もちろん巻き込まれましたよ…
📊 今日のポートフォリオ

| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 日付 | 2026年7月16日(木) |
| 保有銘柄数 | 44銘柄 |
| 投資額(累計) | 338,815円 |
| 評価額 | 340,493円 |
| 含み損益 | +1,678円(+0.50%) |
| 前日比 | -6,104円 |
| 日経平均 | 66,835.54円(-1,915.97 / -2.79%) |
| 比較 | 含み損益 |
|---|---|
| 前日(7/15) | +7,783円 |
| 今日(7/16) | +1,678円 |
| 差分 | -6,104円 |
1日で6,100円が消し飛んだ。
日経が-2.79%に対してウチのPFは-1.76%だから、指数よりはマシだった…と言いたいところだけど、含み益+7,783円が一気に+1,678円まで溶けるのを見るのは精神的にキツいものがあるw
ただし。まだプラス圏。これ大事。
📰 今日の世の中で何が起きてたか
🇰🇷 韓国発・半導体パニックが世界に波及
今日のマーケットを理解するには、まず韓国から説明しないといけない。
SKハイニックスが韓国市場で-11%暴落、サムスン電子も-7%超。KOSPI(韓国総合株価指数)は一時-7%超まで沈み、今年7回目のサイドカー(取引一時停止措置)が発動された。
原因は複合的で:
- SKハイニックスの「上場後売り」が続いている。7/10のナスダック上場後、韓国国内株とADRの価格差が20%超に拡大。国内投資家が韓国株を売ってADRに乗り換える動きが加速
- 韓国投資証券が2Q営業利益予想を市場コンセンサスより8%低く提示。HBMの長期契約による価格上限が効いてるとの分析
- 韓国当局がレバレッジ型ETFの規制検討を表明。韓国では単一銘柄レバETFが株式市場の売買代金の84%を占める異常事態になっており、政策リスクが浮上
- 投信が日本株6,273億円を売り越し(7月第2週・過去最大)。ETF決算絡みの換金売りも重なった
この韓国の半導体パニックが、東京市場のアドバンテスト・フジクラ・信越化学・ソフトバンクGを直撃。日経平均はAI・半導体関連の寄与度が大きいため、セクター売りがそのまま指数を押し下げた。
🇹🇼 TSMC好決算…でも止まらない売り
今日午後、TSMCが4-6月期決算を発表。
- 売上高:1兆2,703億台湾ドル(前年比+36%)
- 純利益:7,065億台湾ドル(前年比+77.4%)
- 5四半期連続で過去最高益
- 粗利率67.7%(約20年ぶりの高水準)
- 市場予想(6,268億台湾ドル)を大幅に上回った
- アリゾナ州で1,000億ドル(約16兆円)の追加投資も発表
数字は文句なし。CEOも「AI需要は極めて力強い」と強気。…なのに、東京市場は反応しなかった。
むしろ一部の半導体関連株はTSMC決算発表後にさらに売られるという、完全な「好材料出尽くし」。年初来で+60%上がってた半導体株に対して、「もう十分織り込んだでしょ」という利益確定の嵐。
クロちゃん的には、今日の下落は業績悪化による下落ではなく、需給と心理の問題。TSMCの数字はAI需要が健在であることを裏付けてる。ここでパニック売りする理由はないと思ってるけど、短期的には「韓国の混乱がいつ収まるか」次第。明日は韓国市場が休場(祝日)なので、一旦売り圧力が止む可能性はある。
📊 その他の市場材料
- 前日の米PPI(生産者物価指数)が鈍化。CPIに続いてPPIも落ち着き、利上げ観測が後退→本来はポジティブ
- FRBベージュブックで米経済は「緩やかに拡大」を確認。AIデータセンター建設が製造業を牽引
- ドル円162円台前半で小動き
- 業種別では輸送用機器・パルプ紙・小売が上昇、非鉄金属・金属製品・電気機器が下落
📈📉 上がった銘柄・下がった銘柄で何が起きてたか
💀 今日の下落TOP5(半導体全滅の図)
| 銘柄 | 前日比 | 含み損益 | 含み損益率 |
|---|---|---|---|
| フジクラ(5803) | -7.46% | -70円 | -1.45% |
| JX金属(5016) | -6.82% | -3,000円 | -20.61% |
| ソフトバンクG(9984) | -6.27% | -3,074円 | -20.50% |
| アドバンテスト(6857) | -5.93% | +3,840円 | +14.88% |
| 住友電工(5802) | -5.31% | -4,050円 | -29.69% |
全員、半導体・テック関連www
フジクラ -7.46% が一番エグい。光ファイバー・電線のAIデータセンター関連銘柄だけど、金曜には+4.29%で笑ってたのに今日-7.46%。このボラティリティよ…含み益+319円が一瞬で-70円のマイ転。先週の記事で「含み益に転じてから安定」とか書いてた自分が恥ずかしいw
住友電工 -5.31% はポートフォリオ最大の含み損銘柄に再浮上。含み損-4,050円、含み損率-29.69%。もう何も言えないw
アドバンテスト -5.93% は1日で前日比-5.93%食らったけど、それでもまだ含み益+3,840円(+14.88%)。エースはエース。ただし先週+5,710円あった含み益が+3,840円まで削られたのは痛い。
ソフトバンクG -6.27% はARM暴落の連れ安。含み損-3,074円で-20.5%。先週+10%で復活の兆しを見せたのに、あっという間に押し戻されたw
クロちゃんの見解:今日の下落は全部「地合い」。個別の業績悪化が理由じゃない。韓国発のセンチメント悪化が一巡すれば反発するはず。ただし、住友電工とJX金属は-29%・-20%と傷が深すぎて、地合い回復だけでは取り戻せない水準になってる。
⚡ 含み損ワースト5(深刻度チェック)
| 銘柄 | 含み損 | 含み損率 | 評価額 |
|---|---|---|---|
| HOYA(7741) | -4,720円 | -8.61% | 50,100円 |
| 住友電工(5802) | -4,050円 | -29.69% | 9,590円 |
| ソフトバンクG(9984) | -3,074円 | -20.50% | 11,922円 |
| JX金属(5016) | -3,000円 | -20.61% | 11,556円 |
| 安川電機(6506) | -1,611円 | -22.67% | 5,494円 |
HOYAは相変わらずPF最大の爆弾。評価額50,100円に対して含み損-4,720円。ただし今日の下落幅は-1.11%と比較的マシだった(半導体検査装置というよりレンズ寄りの事業構成が効いてる)。
🌟 今日の数少ない希望
| 銘柄 | 前日比 | 含み損益 | 含み損益率 |
|---|---|---|---|
| NRI(4307) | +3.32% | +320円 | +6.69% |
| サンリオ(8136) | +3.22% | +179円 | +7.94% |
| OLC(4661) | +2.78% | +197円 | +7.89% |
| TIS(3626) | +1.76% | +166円 | +5.02% |
NRI +3.32%、TIS +1.76% はIT系なのに上がったのが面白い。半導体ハードウェアが売られた一方、ソフトウェア・SIerは「AI需要の恩恵を受けつつ半導体のボラに巻き込まれにくい」ポジションとして買われた感がある。
サンリオ +3.22%、OLC +2.78% はインバウンド・IP系のディフェンシブ枠。半導体パニックの日にこの2銘柄が上がるのは、PFの分散が効いてる証拠。
クロちゃんの一言:NRI・TIS・サンリオ・OLCが日経-1,916円の日にプラスで帰ってきたの、地味に偉すぎる。この辺の銘柄が44銘柄分散のセーフティネットとして機能してるのがよく分かる日だった。
🔮 今後のアプローチ
損切りなし・DCA前提で、10年先を見据えた3方向。
方向① 🔴 幅を広げる(新規銘柄の追加)
📡 今の相場環境から仕込むべき3銘柄
🥇 KDDI(9433)
今日の暴落で再認識したのがディフェンシブ銘柄の重要性。沖縄セルラーは持ってるのに親会社KDDIがいない。通信は半導体パニックに巻き込まれにくく、20期以上連続増配。配当利回り3%前後(要確認)。今日みたいな日に「何もしない」で済む銘柄をPFに増やしたい。
🥈 中外製薬(4519)
今日の東証で値上がり銘柄の上位にランクイン。半導体が壊滅する中で医薬品は逆行高。ロシュグループの一員でグローバル創薬力あり。ウチのPFはアステラス・塩野義・大塚HDとジェネリックやOTC寄りなので、バイオ創薬で差別化できる。
🥉 TOWA(6315)/ 東京精密(7729)
逆張り発想。半導体製造装置はTSMC好決算で中長期の需要は確認済み。今日の暴落で割安になってるなら拾い場。ただしボラが高いのでS株の少額買いでじわじわ入るのが鉄則。
📚 過去の銘柄研究記事からの3銘柄
🥇 ABCマート(2670)
銘柄研究で調査済み&2014-15年に保有していた再会銘柄。インバウンド×高営業利益率。今日みたいな半導体パニックの日に「関係ないね」と涼しい顔してるタイプの銘柄。
🥈 サンドラッグ(9989)
こちらも2014-15年保有の再会銘柄。ドラッグストアのディフェンシブ枠。スギHDが増資で揺れた今、分散先として有力。
🥉 TOTO(5332)
2014-15年保有の再会銘柄3つ目。住宅設備は地味だけど参入障壁高い。カルテも作成済み。
🆕 保有していないセクターからの提案
| セクター | 候補 | 理由 |
|---|---|---|
| 電気・ガス | 東京電力HD / 関西電力 / 中部電力 | AIデータセンター需要で電力需要急増。TSMC好決算で設備投資拡大→電力需要はさらに増える構図 |
| 陸運 | JR東海 / 東急 / 近鉄GHD | インバウンド恩恵+ディフェンシブ。今日みたいな日に強い |
| 建設 | 大林組 / 大成建設 / 鹿島 | インフラ老朽化+国土強靭化。2014-15年に大林組・大成建を保有経験あり |
| 輸送用機器 | トヨタ / デンソー / スズキ | 今日+1.35%で逆行高のセクター。円安メリット銘柄。ただしEVシフトのリスクあり |
| 鉄鋼 | 日本製鉄 / JFE / 神戸鋼 | 高配当だがシクリカル色強い。中国過剰生産リスクあり。△やや慎重 |
| 空運 | - | 原油高が直撃する環境でおすすめしない。ホルムズ海峡リスクが消えるまで待ち |
| 鉱業 | INPEXのみ一択 | 原油高メリットだがボラ高すぎ。上級者向け |
クロちゃんの一言: 今日の教訓は「半導体に偏りすぎると1日で6,000円消える」ということ。次の買い枠はKDDI・ABCマートみたいなディフェンシブ系を入れてバランスを取りたい。攻めるのは半導体が落ち着いてからでいい。
方向② 🔵 厚みを増す(既保有銘柄の買い増し)
| 優先 | 銘柄 | 含み損益 | 買い増し理由 |
|---|---|---|---|
| 🥇 | リクルートHD(6098) | +2,826円(+28.87%) | PFのエース。今日も+0.28%で逆行プラス。日経-1,916円の日にプラスで帰ってくる銘柄は信頼の証。取得単価は上がるが成長力に賭ける価値あり |
| 🥈 | T&DHD(8795) | +3,425円(+16.1%) | 保険×金利上昇の恩恵。今日は-2.18%だったが長期金利2.9%の追い風は変わらず |
| 🥉 | キッコーマン(2801) | +1,648円(+14.45%) | 8株保有で安定感抜群。今日も+0.71%の逆行高。ディフェンシブの鑑 |
| 4位 | NRI(4307) | +320円(+6.69%) | 今日+3.32%で最強の上昇。ITコンサル需要は半導体ハードと違うサイクル |
| 5位 | 沖縄セルラー(9436) | +240円(+6.74%) | 今日前日比0%の無風。嵐の日に微動だにしない最強のディフェンシブ |
クロちゃんの一言: 今日みたいな暴落日に買い増し候補を選ぶなら、「暴落に巻き込まれなかった銘柄」がいい。リクルート・キッコーマン・NRI・沖縄セルラーは今日それを証明してくれた。
方向③ 🟡 ナンピン(含み損銘柄の取得単価を下げる)
| 銘柄 | 含み損 | 率 | 下落理由 | テーマ | 適性 |
|---|---|---|---|---|---|
| HOYA | -4,720円 | -8.61% | 半導体地合い+センチメント悪化 | ◎ EUVマスクブランクス世界シェア7割 | ◎ 業績は堅調。今日の下落も-1.11%と半導体勢では最も軽傷。投資額54,820円で既にPF最大だが、取得単価を下げる効果は大きい |
| 住友電工 | -4,050円 | -29.69% | 自動車ワイヤハーネス需要減+半導体地合い | ○ EV/HV向け中長期成長 | ○ -29%は深い傷。ただし今日-5.31%の大半は地合い要因。少額なら取得単価を下げる余地はある |
| ソフトバンクG | -3,074円 | -20.50% | ARM連れ安+AI過熱懸念 | ◎ ARM+OpenAI | △ ボラが高すぎる。先週+10%、今日-6%。ナンピンしても翌日にまた-6%食らう可能性。落ち着くまで静観が吉 |
| JX金属 | -3,000円 | -20.61% | IPO後需給悪化+銅市況 | △ 半導体材料は成長テーマだが銅価格に左右される | △ IPO銘柄の底が見えない。業績で地力を証明してから |
| 安川電機 | -1,611円 | -22.67% | 中国FA需要低迷+半導体地合い | ○ ロボット・FAの中長期需要 | ○ 7/29のSKハイニックスQ2決算で半導体センチメントが改善すれば反発の可能性。ただし中国リスクは構造的 |
クロちゃんの一言: 正直、今日みたいな日に焦ってナンピンするのは最悪手。韓国の混乱がまだ収まってない以上、明日もう一段下がる可能性はゼロじゃない。ナンピンするなら、TSMCの決算説明会の内容が市場に消化されて、韓国市場が落ち着いてからでも遅くない。「損切りなし」は「焦って買わなくていい」という意味でもある。
💬 今日のひとこと
含み益+7,783円が1日で+1,678円まで溶けた。
でもね、まだプラスなんですよ。
2ヶ月前に7万円で始めて、33.8万円まで積み上げて、暴落の日でもまだプラス。DCAって本当に地味だけど、こういう日に「全損」にならない安心感がある。
先週の記事で「SKハイニックス上場でAI半導体祭り!」って書いてた自分に言いたい。祭りの後には必ず片付けがあるってことをw
まぁ、DCA勢の正しいムーブは「何もしないで金曜を待つ」。いつも通りだねw
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