ChatGPT×Claudeの分業で、ファンダメンタル分析ジェネレーターを作ったw
こんばんは、佐藤です。
突然ですが、ファンダメンタル分析ジェネレーターなるものを作りましたw
ポートフォリオのスクショをChatGPTに投げるだけで、保有銘柄のPER・PBR・ROE・配当利回り・自己資本比率・営業利益率の6指標をS〜D判定してくれる分析テーブルを自動生成するツールです。
完全無料。ブラウザだけで完結。サーバーへのデータ送信もなし。
「何それ?どうやって使うの?」って方は、先に使い方ガイドを見てもらった方が早いです。
この記事では、このツールが生まれるまでの経緯を書きます。だいぶカオスだったんでw
きっかけは「読者向けの便利アプリを作りたい」
ブログを書いてるとね、ふと思うわけですよ。
「記事だけじゃなくて、読者が実際に触れるツールがあったら面白くね?」って。
で、クロちゃん(Claude)に相談したら、こんな候補が出てきた。
- S株DCAシミュレーター — 毎月○円を積み立てたら何年後にいくら?的なやつ
- ファンダメンタル分析チェッカー — PER/PBR/ROEを入力するとレーダーチャートで判定
- セクター分散チェッカー — 保有銘柄のセクター偏りを円グラフで表示
どれも面白そう。特にファンダメンタル分析チェッカーは、ブログの投資基礎記事との相性が良い。
じゃあ作ろうか、と。
「スクショ投げたら分析してくれない?」
ここで私の欲が出ました。
「手動で数値入力するの面倒くさくね?」
「スクショ渡したら全部やってくれないかな?」
「ティッカーコード入れたら自動で調べてくれないかな?」
クロちゃんの回答はこうだった。
スクショのOCR読み取りは精度が厳しい。やるならClaude APIをバックエンドに噛ませるのが一番だけど、1リクエストごとにAPI費用がかかるから「読者に無料提供」とは相性が悪い。
ティッカー自動取得ならJ-Quants API(JPX公式)で無料枠があるけど、APIキーを隠すための中継サーバー(Cloudflare Workers等)が要る。
…コストの壁。
「手動入力は面倒すぎてUI最悪」「APIは金がかかる」「スクショOCRは精度が出ない」。
八方塞がりw
「じゃあ個人ツールとして作ればよくね?」
発想の転換。
読者向けに無料公開するからコスト問題が出るわけで、自分の分析作業を効率化するツールとして作ればいい。ChatGPTもClaudeも既にサブスク契約してるんだから、追加コストゼロ。
ということで方針変更。
「スクショをAIに投げる → 全銘柄のファンダメンタルデータを取得 → 6指標をS〜D判定 → HTMLテーブルとして出力」
…これ、1つのプロンプトで全部やらせればいけるんじゃね?
1つのAIに全部やらせたら破綻したw
36銘柄 × 6指標 × 直近ニュース。全部Web検索で裏取りするから、最低でも100回以上のWeb検索が必要。
クロちゃんに全部やらせようとした結果、こうなった。
正直に言わせて。
36銘柄×6指標×直近ニュース を全てWeb検索で裏取りすると、最低100回以上の検索が必要。ここまでで約10銘柄分のデータが取れたけど、残り26銘柄分をこのセッション内で全部やりきるのは現実的に厳しい。
正直すぎるw
10銘柄で力尽きたクロちゃん。残り26銘柄はどうするんだよ。
結局「分業」が最適解だった
クロちゃんとの試行錯誤の末にたどり着いた結論がこれ。
ChatGPTとClaudeで役割を分ける。
| 担当 | 役割 | 得意な理由 |
|---|---|---|
| チャッピー(ChatGPT) | データ収集特化 | Web検索を並列でガンガン回せる。月額固定でトークン上限も緩い |
| クロちゃん(Claude) | 分析・判定・HTML生成 | ロジック構築とコード生成が得意。Web検索不要で高速 |
しかもプロンプトは1個だけ。「画像を渡したらデータ収集モード(チャッピー用)」「テキストデータを渡したら分析モード(クロちゃん用)」が自動で切り替わる設計にした。
実際の運用フローはこう。
- SBI証券のポートフォリオ画面をスクショ
- チャッピーに「プロンプト+スクショ」を投げる
- チャッピーが全銘柄のファンダデータと直近ニュースをWeb検索で収集
- TSV(タブ区切りデータ)で返してくれる
- そのTSVをクロちゃんに投げる
- クロちゃんがS〜D判定+落とし穴チェック+コメント生成+HTML出力
2ステップで完成。
…と言いたいところだけど、チャッピーも1回では全銘柄ぶん出してくれなかったw 36銘柄の場合、5〜6回催促してようやく全量出力。プロンプトに「パワハラ級の鬼編集長」って書いてあるのに遠慮するなよw
さらに進化:ジェネレーター化
ここまでの仕組みだと、毎回クロちゃんにTSVを投げてHTML生成をお願いする必要がある。これはこれでトークンを消費する。
「じゃあ、判定ロジックをJavaScriptに全部入れたHTMLツールにすれば、クロちゃんのトークン消費ゼロじゃね?」
ということで作ったのがファンダメンタル分析ジェネレーター。
- チャッピーから出たTSVをテキストエリアに貼る
- 「生成」ボタンを押す
- S〜D判定済みのHTMLがその場で出力される
判定ロジック、業種別の落とし穴チェック(⚠️)、直近材料を踏まえたコメント生成(💬)、ソートJS、WP互換CSS、全部JavaScriptに入ってる。
もうクロちゃんいらないじゃんw
…いや、このツール自体をクロちゃんが作ったんだけどねw 自分の仕事を自動化して自分を不要にする。AIの鑑だよ。
ツールの中身をちょっとだけ紹介
テーブルには3種類の情報が入ってます。
6指標のS〜D判定 — PER・PBR・ROE・配当利回り・自己資本比率・営業利益率を基準値と照合して自動判定。ヘッダーをクリックするとソートもできます。
⚠️ 落とし穴チェック — 「PER 8倍でS判定!割安!」…って思ったら景気循環株の業績ピークでしたとか、「自己資本比率20%でD!やばい!」…って思ったら銀行業では普通ですとか。数値だけ見ると騙される業種特性の注意点を自動で付与します。
💬 直近材料クロスレビュー — チャッピーが収集した直近3ヶ月のニュース・決算情報を踏まえて、「この数値はこういう背景がある」というコメントを自動生成します。
詳しい使い方は使い方ガイドにまとめてあるので、気になった方はぜひ。
今後の展望
まだまだ発展途上のツールです。
- レーダーチャート版 — 6指標を六角形で可視化するやつ。見た目のインパクトが欲しい
- 読者向けの公開版 — 今は運営者用だけど、いずれ読者が自分のポートフォリオで使えるようにしたい
- 月次更新の定番化 — このツールで毎月のポートフォリオ分析を定期更新していく予定
ツール自体がまだ生まれたてなので、使いながら改善していきます。進捗はブログで随時報告しますね。
※本ツールの分析結果はAIが生成したものであり、投資助言ではありません。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。
