【AI分業】ChatGPT×Claudeでポートフォリオ36銘柄のファンダメンタル分析を自動化してみたw

ChatGPT×Claudeで「ポートフォリオ自動分析」を作ってみた

どうも、佐藤です。

今日はいつものポートフォリオ報告じゃなくて、新しいツールを作った話です。

きっかけは「読者向けに使えるアプリ作りたいなぁ」って思ったこと。ファンダメンタル分析チェッカーとか、セクター分散チェッカーとか、いろいろアイデアは出してみました。

でも、ちゃんとしたものを作ろうとするとAPIの利用料がかかるw

月1万円のコスト回収を目指してるブログで、ツールのランニングコストが発生するのは本末転倒すぎる。

ということで、自分用の分析ツールとして作ろう、とw

最初は1つのAIに全部やらせようとした

最初に考えたのは「SBI証券のスクショを貼り付けたら、全銘柄のファンダメンタル分析をしてHTMLで返してくれるプロンプト」。

で、クロちゃん(Claude)にやらせてみました。36銘柄ぶんのPER・PBR・ROE・配当利回り・自己資本比率・営業利益率を全部Web検索で取ってこいと。

結果:検索地獄にハマって終わらないw

36銘柄 × 6指標 × 直近ニュース検索 = 最低100回以上のWeb検索。1つのセッションでやりきるのは物理的に無理でした。

クロちゃん(Claude):「正直に言わせて。36銘柄×各2回以上検索 = 最低72回のWeb検索が必要で、1応答内で全部やりきるのは現実的に厳しい。」

結局「分業」が最適解だった

で、たどり着いたのがチャッピー(ChatGPT)とクロちゃん(Claude)の分業体制。

それぞれの得意分野がはっきりしてるんですよね。

  • チャッピー(ChatGPT / GPT-5.5 thinking):Web検索をゴリゴリ並列で回せる。データ収集マシン
  • クロちゃん(Claude):集めたデータの判定ロジック設計、落とし穴チェック、HTML生成が得意

しかもこれ、プロンプトは1つだけ。同じプロンプトを両方に使い回せる仕組みにしました。

仕組みはシンプルで、入力内容によって自動でモードが切り替わります。

  1. チャッピーに「プロンプト+SBIスクショ」を投げる → モードA発動。Web検索でデータ収集して、TSV形式で出力
  2. そのTSVをコピーして、クロちゃんに「プロンプト+TSVデータ」を投げる → モードB発動。判定+HTML生成

これだけ。

ただの数値判定じゃ使い物にならない

で、最初に作った版は「PER 15倍以下ならA判定」みたいな機械的な判定だけだったんですけど、これだと業界特性を無視した判定になるんですよ。

たとえば:

  • 銀行の自己資本比率が5%でD判定 → いや、銀行はそういう構造なんだってw
  • 小売業の営業利益率が5%でC判定 → 小売で5%あったら普通なんだってw
  • 景気循環株のPERが低くてS判定 → それ業績ピークの罠かもしれないんだってw

なので、「落とし穴チェック」機能を追加しました。業種ごとに「この数値が良くても注意すべきケース」「悪く見えても問題ないケース」を自動判定して、コメント欄に⚠️マークで注意点を出す。

さらに「直近材料クロスレビュー」も追加。チャッピーが集めてきた決算情報やニュースを、ファンダメンタル数値と掛け合わせて💬マーク付きの所感を入れています。

  • ⚠️ = 機械判定による注意点(業種・指標の構造的な落とし穴)
  • 💬 = クロちゃんの所感(材料×数値のクロスレビュー)

完成したのがコレ

前置き長くなりましたが、これが実際に生成された分析テーブルです。

ヘッダーをクリックするとソートできます。

見方

  • S〜D判定:6つの指標(PER・PBR・ROE・配当利回り・自己資本比率・営業利益率)をそれぞれ5段階評価。総合判定は各指標の平均スコア
  • 色分け:緑系がS・A(良好)、黄色がB(普通)、オレンジ〜赤がC・D(注意〜警戒)
  • 直近材料の【S】〜【D】:チャッピーが決算・ニュースを調べて付けた材料の強弱評価
  • コメント欄:⚠️は機械判定の注意点、💬はクロちゃんの所感

数値はすべてチャッピーがWeb検索で取得したもので、AIの記憶ベースではありません。ただし、AIが拾ってきた数値なので一次情報での裏取りは必須です。ここは何度でも言います。AIの数値は鵜呑みにするなw

ざっくり総評(2026年6月時点)

36銘柄の全体像をざっくり。

好調組:材料【S】の3銘柄

アドバンテスト・フジクラ・三菱重工がポートフォリオを牽引。いずれもAI/防衛の成長テーマど真ん中。ただし3銘柄ともPER30倍超で、バリュエーションは結構な過熱感。含み益があるうちはいいけど、決算コケたときの下落幅もデカい。

実力派:総合A評価の7銘柄

沖縄セルラー(鉄壁財務)、日本ライフライン(高配当バリュー)、塩野義製薬(営業利益率37%)、コマツ、TIS(割安IT)、川崎汽船、SBGがA評価。数値上のバランスが良い組。

気になる点

  • IT・情報通信セクターが10銘柄で最多。ちょっと偏ってる
  • 含み損銘柄が16/36で約半数。特にSHIFT・ユーソナー・NRI・SBGは含み損が大きい
  • トリドールHDが唯一のD評価。PER139倍は…うん、夢は買えるけど数字は追いついてないw

DCA追加を検討したい銘柄

TIS(PER11.9の割安IT)、住友電工(PER10.5+7月に株式分割予定)、HOYA(超高収益体質の押し目)あたりは、含み損だけど中身は良い。個人的には検討の余地ありと見ています。

ただし、これはあくまで数値とニュースを機械的に整理した結果であって、売買推奨ではありません。投資判断は自己責任でお願いしますね。

今後について

このテーブル、月次で更新していく予定です。

毎月のポートフォリオ変動に合わせて、チャッピーにスクショ投げる→TSV出す→クロちゃんにHTML化させる、のフローで回していきます。

今後やりたいこと:

  • データの空欄をなくす(チャッピーの検索精度をさらに上げる)
  • レーダーチャート版の追加(6指標の視覚化)
  • いずれは読者が自分のポートフォリオで使えるツールにしたい

今回は「こんなもの作りました」の紹介にとどめますが、次回以降は月次の変動レポートとして定期的にお届けします。


※本記事の分析データはAI(ChatGPT・Claude)がWeb検索で取得したものです。数値の正確性を保証するものではありません。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。

※当ブログでは特定の銘柄の売買を推奨していません。